英語ことはじめ

勉強時間の作り方

勉強したいけど時間がない、という意見をよく耳にします。確かに社会人には残業がつきまといますし、主婦でも家事育児に追われてしまいます。

とはいっても時間そのものがない訳ではありません。時間は誰でも平等に1日24時間持っているものです。

要はこの24時間の中からどれだけの勉強時間を捻出するか、という点にあるのですが、これは英語がその学習者においてどの程度の地位を占めるかによって自然と決まってきます。

時間配分の法則

時間には1日24時間という不変の制限がありますので、本人がより重要だと考える事項に優先的に配分していきます。

睡眠欲、食欲、性欲は人間の三大欲求なので、時間は通常これらへ優先的に配分されます。

その後にその他の項目へ配分されていきますが、人によってはこの三大欲求よりも優先的に時間を配分されるものがあります。

例えば、仕事中毒の人は睡眠時間を惜しんで仕事をします。これは、この人にとって仕事は睡眠よりも重要だと認識されるからです。

また、私の友人でゲーム好きな奴がいますが、人気新作ゲームが発売された時などは48時間ぐらい不眠不休でゲームを続けます。そう言えばお隣の韓国には86時間ぶっ続けでネットゲームをして死亡してしまった人もいましたね。

3度のメシより英語が好き

語学の世界にも、このような類の人間がいます。「3度のメシより英語が好き」という奇特な方々ですが、英語の達人の中にはこのようなタイプの方が多いようです。

もちろんこのようになれとは言いません、が、英語習得への近道は英語を好きになることです。

好きになれば優先順位は自然と上がります。優先順位が上がれば配分される時間もどんどん増えていきます。

この他、差し迫った事由や、明確な目的意識がある場合も優先順位は上昇します。突然の海外赴任などはよい事例でしょう。

これら要素に欠ける場合はなかなか優先順位が上がりません。そんな場合は語学を習得した後の自分の姿を想像することなどで、目的意識を向上させるのもよいかもしれません。

細切れの時間を使う

いくら好きになっても、仕事や家事等の拘束時間が長い場合はどうにもならないではないか、と思われるかもしれません。

たしかに、一つの言語を習得するには、相当程度の時間を要します。

しかしながら、英語は別に1時間、2時間といったまとまった時間がなければ勉強できないというものではありません。

5分、10分といった細切れの時間をかき集めても十分可能なばかりか、かえってそういった短時間分散型の方が集中して勉強できるため、時間当たりの学習効果がより高くなることがよくあります。

時間は「作る」もの

語学の特徴の一つとして、机に向かわなくても勉強できるということがあります。

通勤時間中でも、炊事洗濯の間でも、食事中でも、風呂やトイレの時間でさえも英語の勉強はできます。

社会人で多忙な中でも英語を身につける人は、これらの時間を上手に利用しています。

本当に「英語を身につけたい」という意識があれば、細切れ時間の有効な利用方法はどんどん頭に浮かんでくるものです。

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